女性特有の白髪の原因とは?

人間は黒い髪の毛は、メラニン色素が欠乏することで白髪として生えてきますが、この「メラニン色素が欠乏する」状態に至るまでの原因は、人それぞれに異なります。
遺伝や病気によるもの、加齢によるもの、過度のストレス、栄養失調によるもの、寝不足・睡眠障害によるもの・・・
また女性にいたっては、男性が経験することのない妊娠が原因での白髪や抜け毛もあり、ある程度は、防ぎようのない白髪に見舞われてしまうこともあるのです。
最近では若年性の白髪を発症する女性も少なくはありません。
美しくなりたいとスタイルを追求するあまり、過度のダイエットに取り組みすぎて、栄養失調を引き起こし、ホルモンバランスを乱した結果、白髪頭に・・・。
若い女性に多い白髪の原因ですが、これも現代の女性が抱える若年性白髪の要因と言えるでしょう。
女性は統計から30代後半、40代にかけて、更年期障害に悩まされる方も増え始め、ホルモンバランスが崩れやすくなりますが、これは育児ストレスや仕事疲れによる心身の疲労から回復しづらくなることが原因と考えられています。
中高年で白髪頭になる方は、さらに高齢になったときに「びまん性脱毛症」という女性特有の脱毛症も発症しやすい傾向にあり、薄毛予備軍の可能性を秘めているということも言えます。
共通することはホルモンバランスの崩れが頭髪に症状として出やすい体質であることや、健全な頭髪環境を維持できない体質である、ストレスを溜めやすい傾向にある、などが考えられるためです。
若いうちから白髪が目立つ体質の女性は、食生活に気をつけたり、生活リズムを正す、あるいは、スポーツをして代謝を高めたり、身体を動かす趣味をもつ、ストレスを溜めないようリフレッシュを大切にするなど、人一倍気をつけることでホルモンバランスを正常に保つ努力をすることが重要です。