こめかみ部分の白髪はストレスが原因?

ストレスと白髪の関係は表裏一体。
ストレスを過度に感じればそれはやがて、年齢問わず白髪の原因となり、また逆に白髪が生えている人の多くは何らかの悩みやストレスを抱えている場合が多く、この関係は切っても切れない関係にあるといえるでしょう。
特に20代~30代、あるいは10代の方でも生えることのある若白髪は、加齢の影響で体の劣化がきているというわけでもなく、過剰なストレスの影響か、病気であるかのいずれかに原因があることを絞り込んで考えることができます。
ここで一つ興味深い白髪のトリビアを取り上げます。
白髪が側頭部やこめかみ付近に現れる症状は、ストレスが原因であるという説があります。
これは科学的にも根拠があり、
側頭部からこめかみにかけての頭部は、脳の指令を伝えるための大事な神経細胞が多数通っていますが、疲れている時やストレスが溜まったときには、この部分の指令系統に支障をきたすことで、こめかみ付近に辛さを感じ、眼精疲労などにも繋がりる症状が現れます。
この連鎖によって考えられている現象が側頭部やこめかみ付近の白髪です。
特に、長時間のパソコン仕事のようなデスクワークが続く方や、仕分け作業のように集中しながらのルーティン作業が続くような職種の方は、目の疲れや肩こり、神経の疲労によってもストレスがたまりやすいと言われています。
目に疲れが溜まる=こめかみに白髪ができる。
目を正常に機能させるために、私たち人間は大量のメラニンを消費しているのですが、これもこめかみに白髪が増えることの原因のひとつです。
ただ、この消費を減らさないようにすることなどナンセンスな発想ですから、日頃、きちんと食事やサプリメントから補給したり、こまめに休息を入れるなどして、眼の疲れを溜めないように気をつけましょう。