なぜ生理中の白髪染め使用はダメ?

ドラッグストアやネット通販など一般的に手に入る白髪染めやヘアカラー製品には取り扱い仕様書に必ず「生理中の使用はお控えください」のような文言が記載されています。
生理中であっても外出の用事や人との交流はあるわけですから、気になる白髪は隠してお出かけしたいものです。
では、どうして生理中に白髪染めやヘアカラーを使用してはダメなのでしょうか?
●生理中は肌が過敏な時期
女性のカラダは生理周期によって体調だけでなく肌も良し悪しの時期があり、女性ホルモンによってコントロールされています。
生理前や生理中にニキビや吹き出物が出やすいのも女性ホルモンの分泌による影響です。
この時期は頭皮も過敏になりがちなためできるかぎり、染料などの刺激物に触れあうと炎症を起こしてしまうリスクが高いため、白髪染めなどの製品は使用をすることができません。
●生理中は染まり方に斑ができてしまう
生理前や生理中の時期は女性ホルモンのバランスが崩れ、頭皮だけでなく髪も栄養の到達や保持力も不安定です。この時期に無理をして染めてしまうと、個人差はありますが吸収にばらつきがあり斑ができてしまうことがあります。
では、白髪染めを使用していい時期はいつ頃になるのでしょう?
白髪染めを使用するのに最適な期間は生理後2週間経過したあとです。
生理がきて排卵までの2週間前後は基礎体温が36.5度以下に下がる低温期に入ります。
この時期はエストロゲンの分泌量が増えプロゲステロンよりも優位に働いています。
そして排卵までの間、カラダは好調になり基礎体温も上昇します。
頭皮も低温期は良い状態にありますので、白髪染めやヘアカラーなどもこの時期に使用をすると良いでしょう。