カミツレ花エキスってどんな成分?〔白髪染めについて〕

カミツレ花エキスは表記名、カミツレエキス、カモミラエキス、ローマカミツレ花エキスなどの名称で記載される美容成分。
キク科の一年草で、ハーブティーなどでは、カモミールと言われていることもあります。
欧州諸国では、風邪を引くとカモミールティーを飲む風習があるほど、古くから親しみのある花で、現代医学においても、肌の保湿効果や消炎症効果があるほか全身の血行改善効果を促すことも解かっており、近年の健康ブームに乗って注目される成分の一つとなっています。
またシミ、そばかすの原因となるメラニン過多を抑制し色素沈着を抑える効果があると言われ、女性の美白乳液系製品や就寝前に使用する基礎化粧水などの製品に用いられていることの多い成分です。
化粧品に含まれている場合は表皮細胞の源であるTA-幹細胞の老化を予防する働きが考慮され、健全な表皮細胞を生成することによって、従来の細胞増殖から一歩先をゆく、アンチエイジング化粧品として多用されています。
白髪染め製品では、白髪隠しやトリートメントタイプの製品に多く配合され、「ローマカミツレ花エキス」という名称で表記されていることも多くあります。
「他の製品を使用してきたが、頭皮が荒れてしまって継続できなかった」といった場合には、カミツレ花エキスの配合された製品での効果比較もおすすめします。