白髪染めの”持ち”=持続性について

白髪染めの”持ち”、いわゆる持続性は、塗布後の放置時間をどれぐらい取っているか?また使用する人の髪にもともとどの程度ダメージがあったか?などによって大きく変化をします。
もちろん白髪染め製品自体のクオリティによっても左右はされますが、根本的な部分のお話です。
また、最近ではドラッグストアやネット通販などで色んな種類の白髪染めタイプが入手できるようになりました。
液体タイプやクリームタイプ、スプレータイプ・・・etc。
忙しい現代人にとっては手軽さや利便性も商品選びの重要な要素です。
しかし、これらの列挙した使用方法の違いによって持続性が違うということはあまり差がありません。
持続性に差が出るのは、ヘアカラータイプとヘアマニキュアタイプ。
ヘアカラータイプはメラニン色素をブリーチしながら頭髪の奥深くまで染料を浸透させるため、見本の髪色に近い発色が期待できます。一般的には2ヶ月程度、染める期間を空けることもできるようになります。
一方、ヘアマニキュアタイプは、髪の毛の中にまで浸透することがなく、髪表面に染料が付着するのが特徴です。
そのため、髪のダメージは軽減されますが、持続性は2~3週間前後と言われています。
もしも染まり方や持続性がいまいちと感じたときには、放置する時間を長めにとってみたり、製品自体を変えてみるなど方法はたくさんあります。
配合されている成分が自分に合っていると判断し継続利用を試みるときには、何度か染めてみて自分に丁度良い待ち時間を見極めながら使用していくことで、持続性をコントロールすると良いでしょう。