白髪染めは種類によって保存できるタイプとできないタイプがある?

白髪染めには、用途や目的別にいくつかの種類がありますが、使用後に残りを保存して使えるものとそうでないものがあります。
例えば、2剤式の白髪染めを使用したあと混合後は後日再び使用するといったような使い置きはできません。
混合液は、時間が経過するごとに化学反応が進み、髪を染める効力が失われるだけでなく、ガスが発生し容器が破裂してしまう場合があります。メーカーの説明書きのとおり、水道等で流して捨てる必要があります。
また、混合前の白髪染めの1剤、2剤については、ワンプッシュ式(霧吹きタイプ)やチューブ式であれば一定期間の保存が可能です。
1剤、2剤がチューブ式である場合には、キャップをきちんと閉めて保存することで2ヶ月~3ヶ月程度の期間は保管することができます。
製品の説明書の記載のある期間であれば、染まり方に違いが出ると言うことはありません。
消費期限を過ぎた後の白髪染め製品は、染料の染める力が失われているだけでなく、安全性も失われている危険性がありますので絶対に使用しないようにしましょう。
また、1剤がボトル式の白髪染めは一度開けてしまうことでボトルの中に空気が入りってしまい、長期保管したりするようなことはできません。
これらの白髪染め製品に対し、開封後も数ヶ月間、定期的に取り出して使用することのできるタイプが白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントです。
例えば人気の白髪染め“利尻ヘアカラートリートメント”の場合は、開封後の使用期限の目安は約半年。
その他多くのメーカーの人気製品もおよそ半年前後がスタンダードです。
短髪、長髪などヘアスタイルによって使用量も小出しにして使用することができて、経済的に使用し続けることができます。
白髪は高齢になると慢性的に生えてきますので、1度きりというわけにはいかなくなります。
そのため、高齢の方に利用されている白髪染めはシャンプーやトリートメント式が多いようです。